SHK|新日本非破壊検査株式会社
TECHNOLOGY SEEDS

検査サービス

蓄積されたノウハウを基に、
最適な検査技術を提案します

産業構造物に対する“安全・安心”の要求は日に日に高まっています。その要求に応えようとする中で、非破壊検査の技術を進歩させ、適用フィールドも大きく広げてきました。
私たちは、これまでに蓄積してきた豊富な経験や情報という資源を活かし、お客様のニーズにお応えした最適な検査技術を提案いたします。

複数の検査技術を組み合わせる、あるいは独自に開発した検査機器を駆使することで、より高品質で検査効率の高い非破壊検査を可能にします。
これまでに当社独自で開発した検査機器は、お客様より高い評価をいただいています。

非破壊検査の試験種目

非破壊検査のプロとして
あらゆるフィールドの検査に
対応します

放射線透過試験(RT)

x線またはγ線と呼ばれる透過能力の大きい放射線を利用し、溶接線内部のきず検出や内部構造の調査等を行います。

超音波探傷試験(UT)

材料中に伝搬させた超音波が、内部の空隙や材質の境界面で反射する性質を利用し、きずの検出や腐食状況の調査等を行います。

磁粉探傷試験(MT)

鋼鉄材料等の強磁性体に磁束を流し、表層部のきずから漏えいする磁束に磁粉(鉄粉)を吸着させることできずの検出を行います。

浸透探傷試験(PT)

材料表面に開口しているきずに着色した液体を染み込ませた後、微粉末の塗膜で吸い出すことで、きずを拡大して検出します。

渦電流探傷試験(ET)

電磁誘導現象で金属に発生した渦電流が、材料中のきずや磁気特性により変化することを利用し、きずの検出を行います。

ひずみゲージ試験(ST)

測定物にひずみゲージを貼り付け、外力が作用した際のゲージの抵抗の変化を測定し、ひずみから応力を算出します。

独自開発した検査機器のご紹介

独自に開発した検査機器を駆使し
高品質なサービスを提供します

内挿式超音波
探査システム

高圧・低圧給水加熱器・熱交換器細管の全長・全面の肉厚測定を行うシステムです。高速回転式超音波プローブにより、これまで以上に高速な探傷を可能にしました。

渦電流探傷
検査システム

熱交換器及び復水器伝熱管の腐食・減肉調査を行う、自動判定機能搭載の高速渦電流探傷システムです。自社開発の自動巻取装置により、これまで以上に高速な探傷を可能にしました。

連続腐食
測定システム

配管の1円周の連続した肉厚分布や直線状の連続した肉厚分布を把握できます。全波形データ収録により、断面形状をリアルタイムに図形化し、母材きずと減肉の判定を行うことができます。

管内検査
システム

配管内の腐食・摩擦・つまり等の内面の状態を検査するロボットです。カメラを搭載しており、配管内を観察することができます。様々な仕様の配管に対応できる装置を開発しています。

タンク底部全面
測定システム

円筒タンク底部全体の減肉状況を簡易かつ迅速に測定、評価する装置です。タンク底部の板厚を超音波触子と渦電流センサを搭載した測定ユニットにより連続的に測定します。<消防法適合>

鋼溶接部超音波
自動探傷装置

従来の超音波自動探傷(AUT)装置で問題となっていた記録性・客観性を大きく向上させた装置です。軽量スキャナーにより上向き、立向きなどの全姿勢の走査が可能です。