SHK|新日本非破壊検査株式会社
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非破壊検査とは

非破壊検査ってなに?

なるほど非破壊とは不思議なことば。いったい、それは何だ?

モノを壊さないで検査する技術。それが非破壊検査。

「スイカ」をポンポン!とたたいて、中身のデキ具合を調べる。これも一つの非破壊検査。
鉄道の車両部品をテスト・ハンマーでたたいて割れやねじのゆるみを点検する。これもまた非破壊検査。
でも、今は検出度をよくするため、超音波利用へと発展しています。

だって、こわれたり、爆発したら、タイヘン!!


原子力圧力容器・ボイラ・球形タンク・パイプライン・航空機・鉄道車両・自動車・船舶・建築・ロケットetc・・・。その一つひとつが非破壊検査を必要としています。
ヒビ割れひとつ見逃せない。検査の方法もますます精密さを必要とされてきたのは当然のこと。検査方法の研究、開発も日々進められています。

産業界にデビューして60年。
今や、非破壊検査なくして、地球の安全・安心は語れない。

工業界の急成長とともに、業界内の競争も激しくなってきました。よい品質のものをより早く、より安く作る必要にせまられ、そのために不良材料の早期発見、不良の生じない加工方法など、メーカー自身が非破壊検査を必要とするようになりました。
また高温、高速、高負荷と今の構造物は使用条件がきびしくなっています。内容物も腐食性、引火性、爆発性など危険がいっぱい。事故防止のための安全チェックが重要となってくるのは当然。性能に悪い影響を及ぼすキズがないか、ユーザーサイドも重視しているのです。

意外かもしれないけど、医学界と非破壊検査業界とは
切っても切れないかかわりを持っている。

  1. 理由その1


    たとえば、球形タンクの誕生をチェック。
    けが・病気の早期発見・早期治療のチェック。定期検診もおこたりません。カルテだってあります。
    だから、球形タンクにとって非破壊はホームドクターのようなものなのです。

  2. 理由その2

    医療診断と共通する方法を用い、検査をしています。

    X線撮影
    (放射線透過試験)
    体の見えないところが撮影できるX線。
    非破壊検査としては、すべてのものの投影に適用
    X線CT
    脳の断面を細かく撮影、診断できるX線CT。
    非破壊検査としては、新素材・コンクリート・ セラミックス・美術品の鑑定・ 立木の年輪の検出などに適用。
    超音波診断装置
    妊婦の腹部に置くだけで胎児の様子を見ることができる。
    非破壊検査としては、機械部品や溶接部に適用。
    内視鏡
    胃の検査をする胃カメラ。
    非破壊検査としては、狭い場所を検査するのに適用。

医学の進歩はめざましい。
だから、非破壊業界もピッタリくっついて
進歩してゆくことでしょう。

このページの内容は、「社団法人 日本非破壊検査工業会」様のホームページより転載させていただいております。