SHK|新日本非破壊検査株式会社
ULTRASONIC TESTING

超音波探傷試験 UT

概要

超音波は指向性が鋭い音波で、異なる物質の境界面で反射や屈折する性質がある。このような性質を利用して試験体内部のきずを検出し、その位置と大きさを測定する検査方法。

動画解説

身近な超音波の利用

エコー検査
車両衝突防止センサー

原理と特徴

  • 試験体表面に垂直に超音波を入射する方法
  • 底面からの底面エコー、きずからのきずエコーが得られる
  • きずエコーの位置からきずの深さを測定できる
  • 試験体表面に斜めに超音波を入射する方法
  • きずからのきずエコーが得られる
  • きずエコーの位置からきずの深さと探触子からの距離を測定できる
  • 材料内部のきずを検出できる
  • 金属材料、非金属材料の検査ができる
  • 電気信号により、リアルタイムで検査結果が得られる
  • きずの深さ情報が得られる
  • エコー強さや探触子の移動距離からきずの大きさを推定できる
  • きず形状や超音波の入射方向によって、得られるエコー強さが異なる
  • きずの形状や種類の判別は困難