SHK|新日本非破壊検査株式会社
TECHNOLOGY

社内技報

2025年度技報

極値解析による余寿命評価

技術本部 技術管理部 坂木重仁

 プラント設備の維持管理において、減肉の進行状況は重要な管理項目の一つである。しかし、工程上および作業性の制約から、局部腐食に起因する最大減肉値を直接的かつ網羅的に測定し、管理することは現実的ではない。そこで、局部腐食に対して極値統計論を適用した解析により、限られた測定データから最大減肉値を推定し、余寿命診断を行っている。
 本稿では、極値統計論による解析方法に加えて、実用例について超音波連続肉厚測定装置による配管測定結果を用いた、最大減肉値の推定および余寿命評価を紹介する。