SHK|新日本非破壊検査株式会社
TECHNOLOGY

社内技報

2022年度技報

三次元形状計測の適用事例の紹介

大分営業所 検査一課 村上 裕嗣

 プラント内の配管、タンクなどの設備に生じる腐食や減肉による事故発生などの不具合を未然に防止するため、外観検査が行われている。しかし、検査箇所によっては検査員の技量、経験により検査結果にばらつきが生じやすい。これに対して3Dスキャナーによる三次元形状計測は個人の技量によらずデータを取得でき、3Dモデルの生成やカラー表示による減肉深さ分布の可視化が可能である。3Dスキャナーを熱交換器などの設備に対して適用した事例について紹介する。