SHK|新日本非破壊検査株式会社
TECHNOLOGY

社内技報

2022年度技報

配管連続肉厚測定装置「オクトスキャン」の開発

北九州支社 計測部 計測三課  永島  匠
   庄野 琴未

 プラント設備の中でも、配管は内容物による浸食や外部環境における腐食により肉厚が減少し、破孔の発生から内容物の漏洩等の事故発生のリスクが高い。そのため配管の肉厚値を管理する必要があるが、プラントによっては総延長が数千メートルに及ぶこともあり、効率よく連続的に肉厚測定が可能な装置が求められている。
 そこで、配管軸方向へ8ライン同時に測定可能な配管連続肉厚測定装置「オクトスキャン」を開発し、実証試験で十分な性能を有していることを確認できた。