SHK|新日本非破壊検査株式会社
TECHNOLOGY

社内技報

2015年度技報

エレファントスキン状表面割れの定量評価法に関する検討

技術本部 技術管理部 技術管理課  奈木野 竜也

 エレファントスキン状表面割れ高さの定量評価法を確立するため、基礎実験として渦電流探傷試験、TOFD法、放射線透過試験による割れ高さの測定精度について検証を行い、評価に適した手法について検討を行った。
実機適用を想定した手法として、渦電流探傷試験を用いてボイラ火炉伝熱管全体のスクリーニング検査を実施し、割れが検出された箇所についてTOFD法を適用することで割れ高さを評価できる可能性が示された。