SHK|新日本非破壊検査株式会社
TECHNOLOGY

社内技報

2023年度技報

H形鋼超音波探傷装置の開発

メカトロニクス部 冨髙 健幸
メカトロニクス部 設計加工課 田中 恭平

 近年、業務の効率化を目的とした自動化や装置化に注目が集まっており、超音波探傷試験においても非常に多くのメリットが見込まれるため、当社では厚さ6mm以上のロールH形鋼のフランジに適用可能な超音波探傷装置を製作してきた。今回新たに装置に改良を加え、多チャンネル化および取付け機構部の開発により効率的に検査することが可能となった。また、厚さ3mm以上を適用範囲とするために最適な探触子を開発したことで、検査品質が向上した。