2020年度技報
3Dスキャナーの減肉検査への導入検証
北九州支社 検査部 検査二課 吉田 大真
上原 亮
技術開発室 新技術グループ 岩里 拓弥
技術本部 技術管理部 技術管理課 松本 淳平
外観検査による減肉検査では、検査員の技量や経験による結果のばらつきなど様々な課題を抱えている。これらの課題を解決できる三次元形状計測技術は、検査員の技量や経験に依らず検査対象面全体の形状を捉えることができ、結果のばらつきを抑え、検査作業の効率化が期待できる。そこで、三次元形状計測技術の一つである3Dスキャナーを用いて、減肉検査への適用性を検証した。結果のばらつきの抑制や検査結果の記録性の改善が可能であることが確認でき、より品質の高い減肉検査を提供できることがわかった。