SHK|新日本非破壊検査株式会社
TECHNOLOGY

社内技報

2017年度技報

PMI検査装置の測定値の誤差要因に関する検討

技術本部 技術管理部 技術管理課  南部 和宏
松本 淳平

各種プラント設備には多くの鉄鋼製品が使用されており、多くの場合、腐食環境や厳しい温度環境で使用される。これらの環境に対して適切な鋼材が使用されているかどうかを確認する方法としてPMI検査が有効である。
当社では、蛍光X線分析法によるハンドヘルド型PMI検査装置を導入し、鋼種判別に支障のない検査条件について検証した。その結果、対象物の形状および表面状態を考慮した検査を実施することで、迅速に鋼種判別ができることを確認した。