SHK|新日本非破壊検査株式会社
TECHNOLOGY

社内技報

2014年度技報

SUS管の周方向割れ検出用プローブの開発

北九州支社 計測部 計測一課  梅田 宇宙
                      小芦 克次
                      切封 浩
                      秦 孝臣
メカトロニクス部 技術開発課  中村 和広

 熱交換器等の伝熱細管の保守検査は、従来から内挿コイルを用いた渦電流探傷検査を実施している。客先より、従来の減肉検出を目的とした検査に加え、周方向割れも検出できるようにしてほしいと要望があった。また、管板部を直管部と同時に検査できないかという問い合わせがあり、これらの要望に対応した新規ETプローブを開発した。
 その結果、直管部及び管板部の周方向割れや管板部の減肉部を検出することが可能となった。また、直管部と同時に管板部の検査が可能となったkとで、検査時間を短縮することができた。