SHK|新日本非破壊検査株式会社
TECHNOLOGY

社内技報

2014年度技報

1パルス送信2ch受信超音波探傷器の開発

メカトロニクス部 システム設計課  相良 健史郎
西村 裕二
井上 淳二
技術開発課    冨高 健幸

 1つのパルサーで駆動する探触子に2つのレシーバーを接続して、高低2種類の感度での同時探傷(測定)を可能にした探傷システムを開発した。この超音波探傷器は2種の感度で得られた探傷波形を合成する機能を持ち、この探傷器を採用することにより、内挿式超音波肉厚測定(インナーUT)やTOFD法の探傷において、探傷(測定)制度の向上及び高速度化が期待できる。