SHK|新日本非破壊検査株式会社
TECHNOLOGY

社内技報

2006年度技報

拡管部応力腐食割れ検査手法の開発

生産本部 検査部 計測課 小芦克次

 火力発電所等の熱交換器細管に発生する応力腐食割れは非常に微細であり、かつ拡管部近傍に発生するため、通常の内挿コイルでは検出が困難である。応力腐食割れの検出を目的として開発したプローブを実機細管に適用した結果、検出力及び割れ深さの推定精度において非常に優れた検査手法であり、保守検査への有効な手段であることが確認できた。